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海外アウトソーシング(海外BPO)どの国を選ぶべき?

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海外アウトソーシング(海外BPO)では、様々な業務を海外の企業に委託することで、コストを削減やコア業務への集中などのメリットを受けることができます。

前回の記事「海外アウトソーシング(海外BPO)の動向と今後」でも紹介しましたが、近年ますます市場規模は拡大しています。

しかし単に海外といっても委託先の国によって文化や言語、教育の背景などさまざまで、その特徴やメリット/デメリットを知ることはとても重要になります。本日はそれぞれの国別での特性を紹介してきます。

主な海外アウトソーシング(海外BPO)を提供している国

まずはどのような国が海外アウトソーシング(海外BPO)を提供しているのかを見ていきます。以前までは中国やインドがメインの委託先でしたが、最近ではコスト増の影響から、ミャンマーやベトナム、フィリピンなどASEAN地域への委託が増加しています。

中国やインドは長年アウトソーシング先として候補にあっていたため、実績のある企業も多くあります。また中国やインドは人口総数が多いことから、業務に対する技術やコミュニケーション能力が高い人が多いことが魅力でしたが、最近ではミャンマー、ベトナム、フィリピンなども委託先として注目されています。

委託先としてのミャンマーやベトナム

近年は中国やインドに代わって、よりコストの安いミャンマーやベトナムといった国が注目されています。

特徴としては、ミャンマーやベトナムには日本語学校が多く、日本語能力が高いことが大きな特徴といえます。勤勉な気質の方が多いことから、仕事への理解や技術のレベルも上昇し、さまざまな業務を依頼することができます。

メリットとしては、中国と比較したときの人件費にあります。そのためコストに敏感な企業では、委託先を中国からベトナムやミャンマーに移している企業も増えてきています。また中国と比べて親日国であることも大きなメリットです。他の国と比べて日本への理解が高くコミュニケーションがとりやすいことがあります。
ベトナムやミャンマーの人は向上心が高く器用であることも日本企業との相性がよいことにつながっています。

その反面、ミャンマーやベトナムはまだまだセキュリティ面で懸念がありましたが、この点については、近年インフラやIT技術の面で進化し、セキュリティ対策がされている企業も増えてきました。しかし全てのワーカーが日本語に堪能なわけではないので、コミュニケーション面に関しては、事前によく確認する必要があります。

他にもベトナム人は、将来的なことにより目先のことに集中する傾向にあります。「1年間でいくら稼げるか」よりも「今いくら稼げるか」に重点を置く人が多くいます。そんなベトナム人の考え方をよく理解して対応を行っていくことが重要となります。

委託先としてのフィリピン

フィリピンは母国語が英語であることから、海外とのやりとりがある企業がコールセンター業務を委託しているケースが多く見られます。
特徴としては、英語の発音がよいこと、また人件費が低いことがあげられます。

メリットとしては、英語を母国語にした国の中でも人件費が低いことがあげられます。またコールセンターのノウハウを持っている企業が多いことでも知られます。

さらに親しみやすい性格であることも、コミュニケーションをとりやすい要因となっており、英語ベースにしている企業からのアウトソーシング先となっています。

最後に

現在では多くの企業が、「コスト削減」「業務の効率化」などを目的として海外アウトソーシング(海外BPO)を利用しています。

中国やインドに比べてさらにコストが安く、日本語や英語または業務内容に対して技術が高まっているASEAN地域は注目を増しています。

弊社では、ミャンマーで海外アウトソーシング(BPO)事業を展開しています。お困りごとや相談レベルでも承っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

弊社のサービス紹介

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「オフショア開発(画像加工)」

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「海外データ入力/加工サービス」

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