おはようございます。
突然ですが、皆さまは新商品などのアイデアを考える際に「なぜか新商品のアイデアがでない」なんてことを経験したことはありませんか?
恐らくどこかで一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
今回はそんな新商品のアイデア発想にフォーカスし、考え方の「コツ」をお伝えするセミナーと、実際に体験して頂くワークショップを開催することになりましたので、宣伝も兼ねてご紹介したいと思います。
セミナー概要
会社が継続的に発展していくためには、時代の変化にあわせて顧客のニーズを取り入れた新商品を開発することは、とても大切になります。しかし、アイデアは突然出てきません。
また会社において、新商品会議などの取り組みはなかなか根付かず、数回行われただけで終わってしまうこともよくあり、苦労している方も多いと思います。
新商品のアイデア発想するためには日常的に新しいことを知ることと、考えるための「コツ」を掴むことが大切だと考えています。今回のセミナーでは、新商品のアイデア発想をするための「コツ」をご紹介しながら、自社に持ち帰ってすぐにスタートできるようなワークショップをご用意させて頂きました。
大阪商工会議所セミナー概要
日時:2018年10月17日(水) 14:00~16:00
場所:ニッセイ京橋ビル 3階 会議室(大阪市都島区東野田町4-6-22)
リンク:https://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201808/D52181017018.html
アジェンダ:
- なぜ新商品のアイデアが出ないのか?
・アイデア発想のコツを知ろう - 新商品アイデアを考えてみよう
・事例から学ぶ、新商品アイデア
・ワークショップで体験する新商品のアイデア発想のコツ - よりよいアイデア発想のための準備
*参加費は大阪商工会議所の会員の方は「無料」ですが、非会員の方は「5,000円」かかりますのでご注意下さい。
背景
このセミナー&ワークショップは、中小企業診断士が集う協会の研究会で「デザイン思考」をテーマとした研究会に端を発し、多くの企業支援や研究活動を通じて得た知見を基に、メンバー有志で形にしたものとなっています。
少し話が逸れますが、「デザイン思考」はご存知でしょうか。聞き馴染みのない方もいるかもしれませんので、Wikipediaの定義を引用します。
“デザイン思考(でざいんしこう、英: Design thinking)とは、デザイナーがデザインを行う過程で用いる特有の認知的活動を指す言葉である“
Wikipediaより
よくわからないですよね・・・私なりに解説をすると「ユーザーを中心に考え、仮説で問題/課題を定義し、アイデアを出し、それも基に短期間で試作と検証を行う。この一連の流れを繰り返すことで解決に導く思考方法」だと考えています。
ここでのポイントは「ユーザーを中心に考えること」と「短期間で試作検証を繰り返す」ことだと思っています。つまりユーザー視点と実行を重視しています。その中でデザイン思考は5つのプロセスによって展開されますので、こちらも併せてご紹介します。
共感:ユーザーを理解し、どのようの行動するか、ニーズや不満は何か等を見つけ出す
問題定義:潜在的な課題やニーズを抽出し、問題は何かを定義する
創造:解決策を質より量でアイデアを出す
プロトタイプ:いくつかのアイデアを具現化して、イメージを深める
テスト:ユーザーに意見を聞き、問題が解決されるか検証する
*以降何度も実践を繰り返す
話を戻しますと、デザイン思考自体は優れた考え方で汎用性も高いと思っていますし、ある程度慣れてくると、アイデア出しもスムーズにいくようになります。しかしあまり慣れていない方ですと、アイデア出しの部分で躓いてしまうことがあります。
そこでアイデア発想に慣れていない方でも取り組みやすく、また私たちが日頃ご支援させて頂いている中小企業様に使って頂けるように、新商品のアイデア発想に絞った内容が、今回セミナーでご紹介/体験して頂く内容となっています。
最後に
このセミナーの内容自体も、実践を繰り返す中でブラッシュアップされてきた内容になっています。また講師陣が細やかにフォローできた方が、参加者の方にとって有意義なものになると考え、4人体制で準備しています。
大阪府や近隣の企業様でお時間の許す会社様がありましたら、是非ともご参加頂きたいと思っております。もし当日の調整が難しいものの、ご興味がある会社様がありましたら、個別のご相談も承っておりますので、お気軽に弊社スタッフまでお申し付け下さい。
それではまた。
アンドファン株式会社
中小企業診断士 田代博之